遺品整理の求人・開業をしたい方

近年増加する孤独死を中心とした、故人の残した遺品を供養といった形で丁寧に整理する遺品整理という仕事。
遺品整理という仕事自体も、最近になって普及したもので、一時は一攫千金の仕事と言われていました。では、現在でも遺品整理の仕事は稼げるのでしょうか。こちらでは、遺品整理の求人や開業について紹介します。

まずは、遺品整理の求人についてです。業者自体は増えているものの、遺品整理の求人はとても少なくなっています。
理由としては、1つの業者に多くの人数は要らないからです。遺品整理は、多くの業務があるため、チームワークがとても重要になるため、基本的に人員は募集していないのです。新規で事業を始めた場合や、人数に空きが出た場合のみの募集がメインのため、遺品整理の職に就きたい方は、日々求人サイトをチェックする必要があります。

遺品整理員の給料は、遺品整理業者の増加による価格競争の激化により、年々減少しています。現在の相場としては、初年度の年収は約300万円前後でその後500万前後まで上がっていくことが多いようです。遺品整理員は肉体的にも精神的にもとてもつらい仕事になるのですが、特別給料が高いというわけではありません。遺品整理士や中型といった遺品整理に関連する資格を持っていれば、より多くの給料が期待できますし、顧客の信頼も厚くなります。それでもキツイ仕事であることに変わりはないため、給料のみで仕事を判断すべきではないでしょう。

また、遺品整理という仕事は、多くの現場に直面するため、その場その場で多くの判断が必要な仕事です。そのため、 判断力があり、多くの情報を冷静に判断できる方が、遺品整理員には向いています。ここまでは、遺品整理員として社員になった場合の給料です。次に、遺品整理会社を設立した場合の給料や開業資金について紹介します。

遺品整理会社を設立する場合、開業資金はいくらかかるのでしょうか。初期費用は、年々高くなっていると言われ、数年前には、300万程度で始めることのできましたが現在は最低でも1000万円以上は必要だと言われています。理由としては、遺品整理業者が増えたことで競争率が増し、機材やHPに投資する金額が上昇しているからです。フランチャイズに加入する場合は加えて毎月の加盟料がかかるため、その分料金は増加します。2~3人のチームで遺品整理業者を経営する業者はほとんどなくなり、ある程度の人数で運営する業者が増えたため、人件費も多くかかるようになりました。よって、現状は新規参入がかなり難しい状態になっていると言えるでしょう。

では、開業した場合、給料はどの程度になるのでしょうか?開業直後から軌道に乗るまでは、年収200~300万円程度が目安となっています。軌道に乗り安定をすれば、年収〜500万円程度となりますが、それ以上の収入を得ることは、自社の経営活動次第です。ビルや大型施設での遺品整理を依頼されることが増えれば、かなりの年収が見込めますが、これらの大きな仕事を得るためには不動産業者などへ営業をかける必要があります。建築物ねずみ昆虫等防除業や内装仕上工事業といった資格をもっていると、受注できる仕事の幅も増え、他の業者よりも有利に動けるでしょう。遺品整理で開業したい方の支援をしている遺品整理業者もありますので気になる方はぜひご覧ください。

こちらでは遺品整理の求人や開業について紹介しました。数年前には一攫千金できる仕事と言われるほど稼ぎのある仕事でしたが、競争率が増えたことで単価の低下や参入のむずかしさが顕著に表れています。今後、遺品整理という仕事は、一攫千金を狙うことができる仕事ではなく、困っている人を助けたいという向けの仕事となっていくでしょう。