遺品整理の費用について

遺品整理 料金

遺品整理とは、故人の部屋の片付けや不用品の処分、その後の清掃を指し、故人の想いが残った品々を捨てるだけではなく、供養という形で取り扱う仕事です。全く同じ現場は存在せず、どの現場でも個人やご遺族のことを考える遺品整理士の仕事は、孤独死の増える日本においてとても重要な仕事です。

ご遺族の方にとっては、故人の遺品をどれだけ丁寧に扱うか、が最も重要かもしれませんが、どの程度の費用がかかるのか、相場もとても気になるかと思います。遺品整理の業界に多くの新規業者が参入してきたことで、相場の大幅な変動や、詐欺ともいえる法外な料金を請求する業者まで現れているため、注意が必要です。今回は、現場の多くの状況によって異なる、遺品整理の費用について紹介していきます。

遺品整理の料金は、間取りよって大きく左右され、相場は1Rの場合は3万円~8万円程度、1戸建ての場合は50万円以上になる場合もあります。料金がここまで変わる理由としては、人件費と作業にかかる時間による影響がとても大きいです。
1Rの場合、必要な人員は基本的に1人~2人で、作業に必要な時間は2時間程度である物件が多いですが、1戸建てや部屋数の多いマンションに見られる4LDK以上の物件となると、必要な人員は4~10人となり、必要な時間は10時間以上かかることが多くなります。この相場を見ると、遺品整理の料金で最も費用がかかるのは人件費だということが分かりますね。
人件費の他にも、対応日数の調整や周辺の環境、買取品の有無によっても費用は大きく異なります。遺品整理の対応日数を短く設定する場合は料金が高くなりますし、高層階に入居している場合や、エレベータのない物件の場合にも料金は高くなります。

遺品整理での買取品は、家具や家電、骨とう品、ブランド品といった価値のあるものを、スタッフ内の遺品査定士や連携した鑑定士によって、リサイクルショップやネット内で販売されます。もちろんご遺族の方と相談にはなりますが、買取を希望される遺品に関しては、処分料金の削減分や、商品売却利益の一部を割引するため、費用は安くなります。人件費を中心とした料金に加えて、多くの要因で安くなる場合や高くなる場合があることが分かるかと思います。しかし、自宅には買い取れるものは一つもない、という方の中で、少しでも料金を安く抑えたい、と思う方は多く存在するかと思います。そんな方のために、以下では少しでも費用を安く抑えるコツを3つ紹介します。

まず1点目は、自身でゴミを片付けることです。遺品整理の仕事は、故人の残した部屋をきれいに片付けることです。
1人では家具や大きなものを処分することは難しいかもしれませんが、運び出すことが可能なゴミは全て自身で処分することで、作業時間の短縮につながるため、料金は安くなります。

2点目は、遺品をフリマアプリなどで売却することです。遺品整理業者の買取サービスは存在しますが、遺品整理という業者を挟んでの売却よりも、自身で値段を決めて出品する方法は、高く売れる可能性があります。商品ごとに汚れを落とし、情報を掲載するのはとても面倒な作業ですが、思わぬお宝を発見することもあるので、フリマアプリはぜひ活用しましょう。

3点目は、多くの業者に見積依頼をすることです。多くの業者を探すのはとても面倒かと思いますが、1つの業者だけで決めてしまうと、損をするでしょう。一括見積サービスを利用して多くの業者の見積価格を同時に見ることで、安い業者を探すことができます。そこから安い業者をピックアップして、評判のいい業者を選ぶことで、料金も質も良い業者を見つけることができます。

遺品整理の費用について紹介してきました。相場は様々ですが、安い業者を見つける方法はどの物件でも同じことです。残された遺族にとっては、費用も大切なことなので、遺品整理の業者選びは慎重に行いましょう。